「マリトッツォって最近よく聞くけど、その前って何が流行ってたっけ?」と思ったことはありませんか? スイーツのブームはサイクルが早く、あっという間に次の新顔が登場するので、振り返ってみると意外と思い出せないものですよね。
この記事では、マリトッツォの前に流行ったスイーツを時代順にまとめて紹介します。
平成・令和の懐かしいヒットスイーツをたどりながら、日本のスイーツブームの歴史を一緒に振り返ってみましょう。
ぷよんマリトッツォの前にも、マカロン・パンケーキ・タピオカ・カヌレなど、時代を象徴するスイーツブームがたくさんありました。
- マリトッツォの前に流行ったスイーツ一覧
- 2010年代前半〜後半のスイーツブーム
- マカロン・パンケーキ・ロールケーキの流行
- バスクチーズケーキ・タピオカ・カヌレの広がり
- スイーツブームが生まれる共通パターン
- マリトッツォが流行った理由とのつながり
日本のスイーツブームはこうして生まれた
日本では昭和末期から平成にかけて、海外発のデザートが次々と上陸し、「スイーツブーム」という文化が根づいてきました。
東京・原宿や渋谷などのトレンド発信地から火がつき、コンビニやカフェを通じて全国へと広まるパターンが定番化しています。
マリトッツォの前に流行ったスイーツも、まさにこの流れのなかで生まれた存在ばかりです。
- 海外発・専門店発のスイーツが注目される
- 原宿・渋谷・青山などの都市部で話題になる
- SNSやメディアで拡散される
- カフェや商業施設に広がる
- コンビニ商品化で全国区になる
なぜスイーツはこんなにも流行るのか
スイーツブームが繰り返される背景には、いくつかの共通した理由があります。
| 理由 | 内容 |
|---|---|
| 見た目のインパクト | SNSが普及してからは「映える」ビジュアルが拡散力を生む |
| 専門店の登場 | 一つのスイーツを軸にした専門店がオープンすることで注目度が高まる |
| コンビニ展開 | 大手コンビニが商品化することで一気に大衆化する |
| メディア露出 | 情報番組や雑誌で取り上げられると全国規模のブームへ発展する |
この4つの要素がそろったスイーツは、短期間で爆発的なヒットを記録してきました。
特にSNS時代以降は、「食べたい」だけでなく「写真を撮りたい」と思わせる見た目がブームの大きなカギになっています。
昭和から平成への流れをざっくり振り返る
そもそもスイーツブームの原点は、昭和60年代に日本へ上陸したティラミスだといわれています。
イタリア発のデザートであるティラミスは、マスカルポーネチーズとコーヒー風味の生地が織り成す濃厚な味わいで爆発的な人気を獲得しました。
その後、ナタデココ(1990年代前半)、クレープ(原宿で定着)など、時代ごとにヒットスイーツが誕生してきた歴史があります。
ティラミスなど海外発スイーツが話題になり、スイーツブームの土台が作られました。
ナタデココなど、独特の食感を持つスイーツが注目を集めました。
クレープのように、街歩きと相性のよいスイーツが若者文化の中で定着しました。
マリトッツォの前に流行ったスイーツを時代別に一覧でチェック
マリトッツォが日本で本格的に話題になったのは2021年ごろのことです。
その前の2010年代を中心に、どんなスイーツがブームを巻き起こしていたのかを時代順に整理します。
以下の表でまず全体像を確認してみましょう。
| 流行時期 | スイーツ名 | 発祥 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 2000年代後半〜2010年代初頭 | マカロン | フランス | カラフルな見た目・贈り物需要 |
| 2010年代前半 | パンケーキ | アメリカ・ハワイ | ふわふわ食感・カフェブームと連動 |
| 2010年代前半〜中頃 | ロールケーキ | 日本 | 生クリームたっぷり・コンビニで定番化 |
| 2010年代中頃 | クロワッサンたい焼き | 韓国 | サクサク食感・インスタ映え |
| 2010年代中頃〜後半 | バスクチーズケーキ | スペイン | 濃厚クリーミー・焦げ目が特徴 |
| 2018〜2019年 | タピオカ | 台湾 | もちもち食感・インスタ映え・行列必至 |
| 2019〜2020年 | カヌレ | フランス | 外カリ中もちの独特食感 |
2010年代前半のヒットスイーツ
2010年代に入ると、スイーツブームはより多様化していきます。
マリトッツォの前に流行ったスイーツを語るうえで欠かせない時代です。
マカロン:フランス菓子が日本で大ブレイク
マカロンは2000年代後半から日本でじわじわと人気を集め、2010年代初頭に一大ブームを迎えたフランス発のお菓子です。
アーモンドパウダーとメレンゲで作るサクふわの生地に、クリームやガナッシュをサンドしたビジュアルが話題になりました。
カラフルな色合いがギフトボックスに映えることもあり、百貨店や専門店を中心に人気を博しました。
東京・青山エリアにフランスの有名ブランドが出店したことも、ブームを後押しした要因のひとつです。
- カラフルで写真映えする見た目
- フランス菓子らしい高級感
- ギフトや手土産として使いやすい
- 百貨店・専門店との相性がよかった
パンケーキ:カフェブームと一緒に全国へ
パンケーキブームは2012年〜2013年ごろにピークを迎え、日本中のカフェやレストランで「ふわふわパンケーキ」が競い合うように登場しました。
ハワイアンスタイルのパンケーキ専門店が東京に続々とオープンし、週末には長蛇の列ができる光景が各地で見られました。
生地のふわふわ感や、たっぷりかかったクリームやフルーツのデザートらしさが、女性を中心に大きな支持を得ました。
コンビニでもパンケーキ風商品が販売されるようになり、ブームの裾野が一気に広がりました。



パンケーキは、カフェでゆっくり楽しむスイーツとして人気が広がりました。今のカフェスイーツ文化にもつながる存在です。
ロールケーキ:コンビニスイーツの主役に
ロールケーキは2010年代前半のコンビニスイーツを語るうえで外せない存在です。
大手コンビニチェーンが断面の美しさを前面に押し出した生クリームたっぷりのロールケーキを投入し、その品質の高さが話題を呼びました。
「コンビニスイーツのレベルが高い」という評価が広まるきっかけにもなったヒット商品です。
専門店のスイーツに引けを取らないクオリティが支持された、日本のスイーツ文化を象徴する定番商品となりました。
- 海外菓子の高級感が注目された
- カフェでゆっくり楽しむ文化が広がった
- コンビニスイーツの品質が大きく向上した
- 写真映えと日常使いの両方が重視され始めた
2010年代中盤〜後半に流行ったスイーツ
2010年代後半になると、SNSの普及でスイーツブームのスピードがさらに加速します。
マリトッツォの前に流行ったスイーツのなかでも、特に印象的な名前が並ぶ時期です。
バスクチーズケーキ:スペイン生まれの焦げた絶品
バスクチーズケーキは、スペイン・バスク地方のバルで生まれたチーズケーキです。
表面を焦がしたビジュアルと、とろりとした濃厚なクリームチーズの食感が日本のスイーツ好きの心をつかみました。
2018年ごろから東京を中心に専門店がオープンし始め、2019〜2020年にかけてブームが拡大しました。
「あえて焦がす」という逆転の発想が話題を呼び、チョコレートや抹茶などさまざまなフレーバーで展開されました。
ポップコーン・ベルギーワッフル:意外と記憶に残るあのブーム
2010年代中盤には、フレーバーポップコーンのブームもありました。
原宿や東京ディズニーリゾートで火がついたカラフルなポップコーンは、見た目のかわいさとフレーバーの多様さで注目を集めました。
また、ベルギーワッフルの専門店が商業施設に増えたのもこの時期で、外サク中ふわの食感がデザートとして人気を博しました。
これらのスイーツはブームの規模こそタピオカやパンケーキほど大きくはありませんでしたが、当時のグルメシーンを彩った存在です。
| スイーツ | 印象に残ったポイント |
|---|---|
| バスクチーズケーキ | 焦げ目と濃厚なチーズ感が特徴 |
| フレーバーポップコーン | カラフルな見た目と多彩な味で注目 |
| ベルギーワッフル | 外サク中ふわの食感で商業施設でも人気 |
タピオカとカヌレ:マリトッツォ直前の2大ブーム
マリトッツォの前に流行ったスイーツとして最も記憶に新しいのが、タピオカとカヌレの2つです。
この2つは時期的にも近く、令和スイーツブームの幕開けを告げた存在として多くの人の記憶に残っているはずです。
タピオカブームの爆発力
タピオカミルクティーのブームは2018〜2019年に最高潮に達しました。
台湾発のこのドリンクは、もちもちしたタピオカの食感と甘いミルクティーのハーモニーが人気の理由です。
全国各地にタピオカ専門店がオープンし、特に東京・原宿や渋谷では連日行列が絶えない状況が続きました。
SNSへの投稿数も爆発的に増加し、「タピる」という動詞が流行語になるほどの社会現象へと発展しました。
主なタピオカブームのポイントは以下のとおりです。
- 見た目のおしゃれさがSNS映えに最適だった
- 台湾系の本格的なブランドが上陸し、専門店の数が急増した
- コンビニや大手チェーンも相次いでタピオカ商品を販売
- 「平成最後のスイーツブーム」として語られることも多い
タピオカは、味だけでなく「持ち歩いて写真を撮る」楽しさも含めてブームになりました。SNS時代らしいスイーツブームの代表です。
カヌレ:タピオカの次に来た職人スイーツ
タピオカブームが落ち着いた2019〜2020年ごろ、次にブームになったのがカヌレです。
カヌレはフランス・ボルドー地方発祥のお菓子で、外側がカリカリで内側がもっちりとした独特の食感が特徴です。
蜜蝋(みつろう)を塗った銅製の型で焼き上げる製法が独特で、パン屋や洋菓子店に続いてカヌレ専門店も登場しました。
「タピオカの次に来るスイーツ」としてメディアに取り上げられたことも、ブームに火をつけた一因です。
カヌレがブームになった主な理由を挙げます。
- 外カリ中もちという唯一無二の食感
- フォトジェニックな見た目
- 日本のパン・菓子職人が技術を高めてレベルアップさせた
- 小ぶりなサイズで食べやすく、価格帯も手頃



カヌレは、タピオカのような派手さとは違い、食感や職人感で注目されたスイーツです。マリトッツォ直前のブームとして印象的ですね。
マリトッツォ前夜のスイーツブームまとめ:何が共通していたのか
ここまで紹介してきたスイーツには、ブームになるうえでいくつかの共通点があります。
マリトッツォの前に流行ったスイーツを振り返ることで、次のブームを予測するヒントにもなるかもしれません。
ブームを生み出す共通パターン
以下の要素は、過去のスイーツブームにほぼ共通して見られた特徴です。
| 共通パターン | 内容 |
|---|---|
| 発祥国のストーリーがある | フランス、イタリア、台湾、スペインなど、異国の文化背景が好奇心を刺激する |
| 食感に新しさがある | もちもち(タピオカ)、外カリ中もち(カヌレ)、ふわふわ(パンケーキ)など、食感のキャッチコピーが作りやすい |
| 東京から地方へ波及する | 原宿・渋谷・青山などの東京のトレンド発信地で火がついたあと、全国の商業施設に広がる |
| コンビニが商品化する | 大手コンビニが取り入れると、ブームが完全に大衆化する |
| SNSで画像が映える | インスタグラムや各種SNSに投稿したくなるビジュアルがある |
ヒットスイーツには、見た目・食感・ストーリーのどれかが強くあります。さらにコンビニ化されると、一気に全国へ広がります。
マリトッツォはなぜここまで流行ったのか
マリトッツォはイタリア発祥のブリオッシュパンに、たっぷりの生クリームをサンドしたスイーツです。
詳しくは「マリトッツォとは」の記事で解説しています。
断面のクリームのボリューム感がSNSで大きな話題を呼び、2021年ごろから日本中で専門店や限定商品が相次いでオープン・販売されました。
前述の「ブームを生み出す共通パターン」をほぼすべて備えていたことが、爆発的なヒットの理由といえます。
マリトッツォの前に流行ったスイーツの流れをくむ、令和を代表するスイーツブームのひとつになりました。
- イタリア発祥というストーリー性があった
- ブリオッシュ×生クリームというわかりやすい美味しさがあった
- 断面のクリームがSNS映えした
- 専門店やカフェで話題になった
- コンビニや限定商品として大衆化した
あわせて読みたい:マリトッツォの現在の人気
あわせて読みたい:マリトッツォの食べ方
あわせて読みたい:クロワッサン・ダマンドとは
まとめ
マリトッツォの前に流行ったスイーツには、マカロン・パンケーキ・タピオカ・カヌレなど、時代を彩る名作がそろっています。
共通するのは「新しい食感」「映えるビジュアル」「発祥地のストーリー」の三拍子。
次のスイーツブームを予測しながら、懐かしいスイーツを食べ直してみるのも楽しいかもしれません。
- 昭和末期〜平成初期にはティラミスがブームになった
- 1990年代前半にはナタデココが注目された
- 2000年代後半〜2010年代初頭にはマカロンが人気に
- 2010年代前半にはパンケーキブームが広がった
- ロールケーキはコンビニスイーツの定番化を後押しした
- バスクチーズケーキは焦げ目と濃厚食感で話題になった
- 2018〜2019年にはタピオカが社会現象になった
- 2019〜2020年ごろにはカヌレが再注目された
- マリトッツォはこれらの流れを受けた令和の代表的スイーツ
- ヒットスイーツには見た目・食感・ストーリー性の共通点がある



マリトッツォの前に流行ったスイーツを振り返ると、日本のスイーツブームの流れがよく見えてきます。懐かしいスイーツをもう一度食べてみるのも楽しいですね。










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